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ミシュランの裏切り

こんにちは。なかい歯科 御所南 ほてつインプラントセンター 中居です。

 

20年前、初めて所有した車は変な車だった。Citroen2CVという宮崎駿の映画にでてくるブリキのおもちゃみたいな車で、既に製造中止されていたその車にあうタイヤは、当時ミシュラン社しか製造していなかった。だから、私の中には「タイヤはミシュラン」という刷り込みができた。

以来、「ミシュラン」という単語はハンドリング時の高揚感や車窓の記憶を想起されるように私の脳内でプログラムされている。だから、ミシュランガイドブックに対しても思い入れがある。そのことは、以前のブログにも書いた。

 

そこで、「ミシュラン京都・大阪2010」である。

 

 

  

ちなみに、私にとっての問題は、どこの店に星がいくつかどうのという評価の内容ではない。

あの本の体裁、レイアウトだ!どうして、日本版(東京版も含めて)だけ、子供用のレイアウトなのだろうか?赤くてかわいくて、でもクールなミシュランだったのに、あれはどう考えても日本が馬鹿にされているだろう。20年目にして裏切りに気づいて少しさめた気分だ。

わたしは大げさか?

でも今の正確な気分だ。

 

一面見開きのご丁寧な写真と、やたら大きな文字の冗長な文章はなんだろう?われわれ日本人は「従来型表記」を「読めない」アホか?以前、医療ミシュランの必要性を書いたことがあるが、こんなミシュランだったら要らないと思った。

 

しかしミシュラン側にも言い分はあるだろう。編集部がわれわれの大半を「アホ」と考えて、最も有益性のある体裁にした結果があれなのだとすれば悲しい。

 

 

「われわれが求めたものしか生産されない」

 

 

市場の基本原理だ。

イタリア製品がかっこいいのは、イタリア人がかっこいいものを希求するからだ。

クールな批評を我々の大勢は未だ求めていないのかもしれない。

 

医療のクールな批評の夜明けはまだまだ遠いのだろう。

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秋ですね

こんにちは、なかい歯科 御所南ほてつインプラントセンター 受付の宮下です。

 

もうすっかり秋ですねぇ。山の木々が少~しずつ色づいてきました。

もうじき紅葉で京都も賑やかになりますね

 

それはそうと、皆様はオリオン座流星群、ご覧になられましたでしょうか?

私は、家のベランダから眺めてみましたが・・・

 

ん?今、見えたような、見えないような・・・

辛抱が足りなかったのでしょうか(^_^;)

次に見られるのは、70年後だそうです。・・・見れるかな・・・^^;

 

 

話は変わって、今回は9月から受講している、京都府歯科医師会主催「日歯認定歯科助手講習会」のお話を少し。

 

先日、3度目の講習会へ行ってきました。

第1回目は、歯学概論と治療内容(虫歯や歯周病、外科処置)など、第2回目は、実際にチェアーサイドに立ち、実習を行ったり、お口の中の型取りを行ったり、そして今回の第3回目は、マナー講座。

 

講師は、エイチ・エムズコレクションの副社長をされている北原 文子さん。

とてもためになる講習でした!まだまだ至らない所だらけの私ですが、歯科のことを学び、マナーを身につけて少しでも皆様のお役に立てるよう頑張っていきます。

 

どうぞ長い目で見守っていてくださいませm(_ _)m

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なかい歯科の医療安全管理体制について「AEDの設置」

こんにちは、なかい歯科 御所南ほてつインプラントセンター 事務局です。

今回は、『AED自動体外式除細動器(じどうたいがいしきじょさいどうき)についてのお話です。

 

 

 

 

このたび、なかい歯科に、このAED(エーイーディー)がやって来ました。

どのような機器かご存知ですか?これは、心室細動、いわゆる心臓発作や心筋梗塞により不整脈を起こし、けいれん発作状態となった際、電気ショックを与えることで心臓の動きを正常に戻すための装置です。心室細動が起こると、わずか数分内に適切な処置が行われるか否かが命にかかわる重大事となるのです。

 

それって歯科医院と関係あるの???と、思われることと存じますが、もちろん院内で使用の可能性は低く、また使う必要が生じないことを願っております。

ただし、歯科医療はそのほとんどが外科処置です。中でも当院は個室手術室を持ち、全身管理下でのインプラント等も行う高度先進医療を実施する施設であるため、「常に万が一を想定し、備えを怠らないのが医療の基本であり責務である」との考えの元導入設置致しました。

 

 

そして、なかい歯科では、スタッフ全員がAEDを正しく使うための救急救命講習を受け、必要な知識を身につけています。

 特に、歯科医師および常勤歯科衛生士は、アメリカ心臓協会(AHA) “Heart saver “の受講修了証を所持しております。不測の事態にも、AEDの正しい使用とともに、救急車が到着するまでの心肺蘇生処置が可能です。

 

  

使う機会が無いことが理想ですが、いざ必要だという時には積極的に活用いただきたいと考え、京都市の「救急安心ネット京都」へも登録を済ませました。診療時間内であれば、どなたさまにもご利用いただけますので、必要時にはお知らせください。地域医療推進を目指す一医院として、微力ながら近隣の皆様に貢献できればと願います。

 

なかい歯科 御所南ほてつインプラントセンターは、日本歯科医師会の定めた、「歯科診療所医療安全管理指針モデル」を正しく理解し実施するべく、設備や院内システムを構築し、事故無く安全で安心な歯科医療の提供を目指しています。

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第18回EAOリポート 

 

こんにちは、なかい歯科 御所南ほてつインプラントセンター 院長の中居です。

 

先月30日〜103日にかけ、所属するEuropean Academy for Osseointegration 「EAO ヨーロッパインプラント学会」の年次学術大会参加のため、モナコ公国を訪れた。

海と山が隣接した坂の街モナコは、世界一治安が良いとされる国のひとつで、マセラティ・ロールスロイス・ベントレー等の超高級車がそこらじゅうを走りまわり、全身有名ブランドで着飾った地元マダムや各国のリゾート客があふれていた。おそらく一生分の高級車とリッチな上流階級の人々を見た気がする。(笑)

 

さて、学会の内容に戻る。

今回で18回を迎える本学会は、学会員登録のある2000人に対し2倍に当たる4000人を超える参加者を集め、会場が狭く感じるほどの大盛況であった。ヨーロッパを中心として立ち上がった学会ではあるが、日本からも年々参加者が増え、韓国やタイからの参加者も目立って増えた。

 

詳細内容については、専門誌でレポートを寄稿しているため触れるのを避けるが、世界のインプラントは全体として成熟期に入り、アドバンスでチャレンジングな内容や、エビデンスが不足するトピックは淘汰され、実際性のある内容へと変化してきている。

 

分かりやすく例えれば、日本の歯科医院広告によくある「うちではこんなすごいことが出来ます!」的な安易な内容には、理性的に警鐘を鳴らされるということだ。

その姿勢には、私自身深く共感し、なかい歯科での日々の診療が「本当の意味での世界標準」として間違いないものであるとの認識を強くした。

本当に患者さまにとって利益となるインプラントは、決してリスクあるアクロバティックな手技に何百万もの大金をつぎ込まないと得られないものではない。最低限の侵襲と費用でコストパフォーマンスの高い結果を得られることも、また、成熟したインプラントとしてのスタンダードであるということを、もっと多くの患者さまに知ってもらいたいものだと思う。

 

参加者は初日がもっとも多かった。二日目以降は会場内もいくらか落ち着き、最終日にはあれだけ居た日本からの参加者もちらほらという状態。お陰で、昔のように、海外からの熱心な参加者と様々な意見交換が出来たことは有り難かった。

次年度開催地は私がかつて留学していたScotlandだ。おまけに次期会長に当たるDr. Paul Stoneは、母校ダンディー大学で現在教鞭をとっており、Scotlandでの再会を約束して来た。来年が楽しみだ。

 

おまけ

最終日翌日、空港へ向かうヘリポートで、今学会の大会長である、チューリッヒ大学のHammerle教授と同じヘリに乗り合わせ、話をさせてもらう機会を得た。また、別会場では、もはや生きるインプラントの伝説、Albrektssong教授と同席し、直接声をかけてもらう機会があった。

これだからEAOはやめられない!

 

書ききれないほどの収穫があったEAOについては、次回以降ぼちぼち記す。

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日本口腔インプラント学会への参加

こんにちは、なかい歯科 御所南ほてつインプラントセンター 歯科衛生士の河野です。
 
10月に入り、寒くなってきましたね。
私、この時期の外の匂いが好きです、キンモクセイの☆
心がホッとするような・・・
 
なかい歯科の長いお休み中に、私は日本口腔インプラント学会の学術大会に行ってきました。
これがそのときの学会誌です。
 
 
主に私はインプラント専門歯科衛生士のための教育講座やセッションに参加しました。
いろいろな歯科医院さんでのインプラント治療の流れなどを聞き、中には、なかい歯科でも実践
できそうと思うこともありました。
 
現在、インプラントに関する情報が本当にたくさんあります。
そしてインプラントだけではなく、どんな治療でも患者様に納得して、安心して受けて頂きたいです。
歯科衛生士として、学術大会で学んだことなど生かしつつ、少しでもそのお手伝いができたらと思
っています。
 
最後に・・・
9月の連休に祖父母が住む長野県に行ってきました。
八幡(はちまん)大社のお祭りがあり、町ごとの舞台、京都でいえば小さな鉾のようなものが、
たくさんあり、大騒ぎでした☆

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ちょっと寄り道・・・ ポリゴン

こんにちは。なかい歯科 御所南 ほてつインプラントセンター 院長の中居です。

 

君はポリゴンを知っているか?

 

 

なんて、「ブルータス」のタイトルのような始まりだが、最近むずがゆいぐらいに気になることがあった。

グーグルアースで世界を俯瞰したことがあるだろうか?もし、無ければ一度見てほしい。地球上のあらゆる地域が衛生画像で楽しめるのだ。

その中で、カーソルをロシア北部にあわせ次第に拡大すると・・・。無数の奇妙な円形と蛇行する恐ろしげな筋状のものがどんどん明らかになってくる。それは、最後には何か異形の病理組織像のように見えてきて、とても不快に見えてくる。この世の造作とは思えないような。

気持ち悪いのが駄目な人には絶対お勧めしないが、一度見だすとやめられない。笑

 

調べてみるとそれは「ポリゴン」といってロシアの永久凍土が作った特殊な地形らしい。おそらく、生物がほとんど住めないのではないかと思われるような、非地球的様相である。実物はどんな状態なのか?怖いけれども見てみたい、最近ずっとそう思っていた。その思いは、私の心の中で病理組織像さながらに日々増殖していった・・・。

 

と、タイミングよくモナコ往路のロシア上空、北極海沿岸を飛行機で通過することになり、雲間から運良く「ポリゴン」をみることができた。感動!

 

同時に、多分ここに放置されたら半日で確実に死ぬなという恐怖感と荒涼感に衝撃を受けた。

過酷なツンドラをホームとするタフでマッチョなトナカイでも3日と持つまいという感じだ。

 

 

しかし、しかしだ!30分だけ、ぬくぬくしたファー付きダウンを着込んでその場に降り立ってみたいと言う変な欲望が生じたという事実もまた本当だ。僕は変態だろうか?

 

 

追伸

どなたか「ポリゴン」のことを詳しくご存知でしたら是非ご教示いただきたい。降り立ったという方がいらっしゃればなおうれしいです。

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LA-Monacoの間で・・・

こんにちは なかい歯科 御所南 ほてつインプラントセンター 院長の中居です。

長期休診に伴い、患者さまにはご迷惑をおかけしております。

 

 

 

ただいまモナコでのヨーロッパインプラント学会帰路。学会報告の前にまずは、先々週のロスUCLA講習と日本のインプラント学会報告から。

 

 

 

ロスアンゼルスから戻った数日後、大阪で行われた国内のインプラント学会でイタリア人ドクターの話を聞いた。そのとき何度かそのドクターは「ロスではそうするかもしれないけれど・・・」といくらか揶揄のこもった言い方で、自分の症例を説明していた。

 

 

私は今回初めてロスに赴いた。「世界=アメリカ」、「キャンパス=UCLA」であった最後の『ポパイ世代』としては、なんとも複雑な心境だった。サンタモニカの太陽は底抜けに明るくて、アッパーミドルな人々は「超」がつくほど健康的で、brand-newで、hipなライフスタイルを満喫しているように思われたが、それは同時にとてもsuperficial浅薄でartificial人工的に思われた。ロデオドライブなどは映画のセットに見えてしょうがなかった。

 

 

 

先述のドクターは、その過先進からくる歪みのようなものを端的に話していたのだろう。その感じはよく分かる。イタリアのドクターは拙速な最先端らしき成果を求めるがための弊害を強く訴え戒めたかったのだ。

 

 

私も基本的にはその態度を強く支持する。このブログでも再三書いているが、私は常に行き過ぎを警戒している。だから「革新的に」「すごいことが」「何でも」できるなどとは口が裂けても言えない。勉強すればするほど言えない。勉強すればするほど、かつては時代のトップランナーであった先人のいくつかの誤りにも気づく。

 

 

 

しかしむろん、現在は彼らの業績の上にあることも事実だ。

 

 

 

進歩は新しい多くの提案から生まれる。今回、ロスで色々な新しい事実やテクニックを得たことは有益だ。しかし、私は少なくとも新しい引き出しをいくつか作り、一旦そこにそれを入れてしっかり吟味する熟成期間を設ける。機が熟したとき、そしてそれが本当に必要なとき、その引き出しからサッと取り出して適切に使えば良いのだ。

 

 

これが私のやり方だ。こう書いているとなんだかとても地味に思える(泣)。

でも、この態度はとてもヨーロッパ的だと自負もしている。

さて、モナコで触れたヨーロッパ発信の情報は次回以降に・・・。 

では、また。

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