RSS

エリック・ロメール氏 追悼 

なかい歯科 御所南ほてつインプラントセンター 中居です。

 

遅くなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。

 

ということで、ブログが少しあきました。すみません。

私の場合「忙しいこと」と「ブログを書かない事」の間にはどうやら相関関係はないようだ。

忙しくても書きたいときには書けるし、時間があっても間が開いてしまうこともある。ブログを書いて一年と半年。最近それがわかった。笑

そして、久しぶりであるにもかかわらず、書きたいことはまたまた歯科に全く関係ない。泣

 

ということで、フランスの映画監督エリック・ロメール氏が亡くなった。

最も好きな映画作家の一人だった。

先月、長年欲しかったDVD-Box全集がデフレ特価で販売されていたので、思い切って揃えたばかりだった。

京都新聞にはその訃報に思いのほか大きくスペースが割かれていた。

映画史的にはゴダールへの助力などヌーヴェルバーグのゴッドファザー的存在として語られたりもするが、興行的に(一般的な意味で)目立った作品はない。

一般的に饒舌な映画は好まないが、ロメールだけは別だ。何しろ登場人物の饒舌を売りにしている映画だからだ。ひとことで言うと饒舌の外殻の内部になにやら充実した空虚があるといったところか。それを彼は”la vie”と考えていた節がある。その空虚をどう捕らえるかで評価は大きく分かれる。

 

そんなわけで、リアルでは「ロメールが好き」とはなかなかいえない。「???」と話が終わってしまう可能性がヒジョーに高いからだ。ランドマーク的大作を一度も作らずに亡くなったロメールは、今後ますます語られることのない作家になるのだろう。

ポピュラリティとその内容の充実はどの業界でも必ずしも一致しないものだという事実をあらためて突きつけられる。(ちなみにサルコジ大統領はマスコミに対して弔意を示したというのだから仏本国ではある程度適切な評価が得られているものと思いたい。)

 

個人的に「モード家の一夜」と「緑の光線」は特にお勧めです。

ロメール好きの方がいらしたら、是非語り合いましょう。

 

 

TOPへ