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タランティーノの孤独  イングロリアス・バスターズの作法

こんにちは。なかい歯科 御所南 ほてつインプラントセンター 院長の中居です。

 

講演、学会続きだったが、今年の山は超え、久しぶりの休日に映画を見た。

タランティーノの新作「イングロリアス•バスターズ」。

 

「パルプ•フィクション」、「レザボア•ドッグス」以来だから、特にタランティーノファンというわけで

はないが、その強烈な作家性は印象深い。

とてもよくできている映画だ。多分、表象文化系の批評家たちの評価は高いと思われる。

 

しかしだ。ネタばれのため詳細は控えるが、少しばかりしんどい映像が連続する、R15指定有。A級の娯楽にしようとしたら品よく簡単にできてしまうだろうに、監督はそんなことはしない。おかまいなしに自分の信じる徹底したB級の道を突き進む。一級の作法で。

なぜなら、かれはタランティーノだから。

 

この映画、おそらくそこそこあたるだろうが、決して、多数に受けて大ヒットとはならないと思う。

なぜなら、タランティーノはそんなことを目標に作っていないからだ。ひたすら、自分の好きなことを、言いかえれば孤独を恐れず自分を徹底的に信じて作り込んでいるからだ。

 

 

先日、メディアで見聞きしたという患者さんの信条と、私の臨床的判断が合致しないことがあった。私は歯科を生業としている。朝から晩までほとんどそのことだけを考えて生活していると自信を持って言える。だからそれを論破したり、過啓蒙することも容易く出来るだろうが、そうしたことはしないことにしている。

そして合理的にそれを説明するのは難しい。直感的にそれは私の仕事の流儀ではないと思うからなのだが。

 

タランティーノが否定、批判されるのは日常だろう。

でもそれらに怯まずおもねずブレのない作品を作り続けている。オリジナル、孤独であることは一級の避けがたい側面なのだろう。

 

と、タランティーノを見て自分の臨床を考えた。

 

 

詳しいことは雑誌「ユリイカ」12月号に特集されている。

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