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第18回EAOリポート 

 

こんにちは、なかい歯科 御所南ほてつインプラントセンター 院長の中居です。

 

先月30日〜103日にかけ、所属するEuropean Academy for Osseointegration 「EAO ヨーロッパインプラント学会」の年次学術大会参加のため、モナコ公国を訪れた。

海と山が隣接した坂の街モナコは、世界一治安が良いとされる国のひとつで、マセラティ・ロールスロイス・ベントレー等の超高級車がそこらじゅうを走りまわり、全身有名ブランドで着飾った地元マダムや各国のリゾート客があふれていた。おそらく一生分の高級車とリッチな上流階級の人々を見た気がする。(笑)

 

さて、学会の内容に戻る。

今回で18回を迎える本学会は、学会員登録のある2000人に対し2倍に当たる4000人を超える参加者を集め、会場が狭く感じるほどの大盛況であった。ヨーロッパを中心として立ち上がった学会ではあるが、日本からも年々参加者が増え、韓国やタイからの参加者も目立って増えた。

 

詳細内容については、専門誌でレポートを寄稿しているため触れるのを避けるが、世界のインプラントは全体として成熟期に入り、アドバンスでチャレンジングな内容や、エビデンスが不足するトピックは淘汰され、実際性のある内容へと変化してきている。

 

分かりやすく例えれば、日本の歯科医院広告によくある「うちではこんなすごいことが出来ます!」的な安易な内容には、理性的に警鐘を鳴らされるということだ。

その姿勢には、私自身深く共感し、なかい歯科での日々の診療が「本当の意味での世界標準」として間違いないものであるとの認識を強くした。

本当に患者さまにとって利益となるインプラントは、決してリスクあるアクロバティックな手技に何百万もの大金をつぎ込まないと得られないものではない。最低限の侵襲と費用でコストパフォーマンスの高い結果を得られることも、また、成熟したインプラントとしてのスタンダードであるということを、もっと多くの患者さまに知ってもらいたいものだと思う。

 

参加者は初日がもっとも多かった。二日目以降は会場内もいくらか落ち着き、最終日にはあれだけ居た日本からの参加者もちらほらという状態。お陰で、昔のように、海外からの熱心な参加者と様々な意見交換が出来たことは有り難かった。

次年度開催地は私がかつて留学していたScotlandだ。おまけに次期会長に当たるDr. Paul Stoneは、母校ダンディー大学で現在教鞭をとっており、Scotlandでの再会を約束して来た。来年が楽しみだ。

 

おまけ

最終日翌日、空港へ向かうヘリポートで、今学会の大会長である、チューリッヒ大学のHammerle教授と同じヘリに乗り合わせ、話をさせてもらう機会を得た。また、別会場では、もはや生きるインプラントの伝説、Albrektssong教授と同席し、直接声をかけてもらう機会があった。

これだからEAOはやめられない!

 

書ききれないほどの収穫があったEAOについては、次回以降ぼちぼち記す。

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