遥かなりヨーロッパ
なかい歯科 御所南ほてつインプラントセンター 中居です。
ただし、国のお金で行かせてもらっているのだから、観光の時間は無い(この点中央官僚とは全く違う)。朝、学会場に入ったら夕方まで一日過ぎる。体が空いたころには観光スポットなどどこも閉まっている。
しかしお陰で、観光という観点でセレクトされていない、普通の旅行ではあまり行かない国や街を多く訪れた。
旅先では必ず早朝と深夜、街を徘徊する。それだけでも街の空気感はある程度わかる。
昼間であれば凝視しづらい市井の人々の生活の痕跡を凝視できるからだ。客待ちの娼婦、法律家の看板表記、肉屋のディスプレイ、路地裏の窓からこぼれる明かりと話し声、活況前の市場、通勤途上の人々の身なり。石畳から反響する自分の靴音が決して孤独には響かない、旅の豊かな時間である。
今ごろは、スウェーデンとポーランドにいる、はずだった。
当地でのセミナーと所属学会(European Association for Osseointegration)への参加を予定していたのだ。残念ながら諸般の事情で、今回は直前に中止した。スウェーデンではセミナー通訳の依頼もお受けしていたのに、ドタキャンになって業者の方にも迷惑をかけてしまった。
なかい歯科では、代診の先生に頼らず「私が責任を持ってすべての患者さまを診る」という非-マスプロダクションのスタイルをとっているため、なかなか長期海外へというのは難しいのだが、これからは患者さまにもご理解と協力をいただき、計画的に参加したいものだ。
↑ 幻のパーティー招待状
あぁ、ワルシャワ、遥かなり、、。
ここもまた、学会でもなければ二度と行く機会はないだろうな、、、。


